
倉田ドッグトレーニングスクールからのお知らせ
私の気持ちを安定させて?
昨日から新しくトレーニング仲間になったマルチーズのニコちゃんです。
もうすぐ6カ月になる女の子。
自分の触られたくない所を触ろうもんなら流血さわぎ・・・
大好きなテイッシュを口に銜えている時に取ろうとすれば手に穴が・・・
と電話で飼い主さんの話を聞いていたので、それは凄いマルチーズが来るかと思っていたが・・・
ふたを開けてみれば可愛らしい素直なマルチーズでした。
初めての所でもあるし、自分の家ではないので猫を被っていたかもしれない・・・
本当に深刻な問題行動が出ている犬は場所は関係なくいつもの様に振舞うのでまだそれほど深刻化していないようだ。
初日は子犬にどのように接すればいいのか?をトレーニング!
自分の犬にあまがみでも咬まれて血が出ている飼い主さんは子犬を触る時また咬まれるのが恐くて緊張して腫れものに触るかの様な触り方をする事が良くあります・・・
この触り方が子犬を不安にさせている事があります。
悪い想像ばかりが先にきてそれが現実になるパターンをやめて
堂々と子犬を抱っこしてみてください!
その時思う事は、自分が上手に子犬を持ちあげて抱っこしている所を強く思ってください。
きっと上手くいくはずです!
注意! 本気で咬んでくる犬にはこの方法は使えません!
一番大事な事は、犬を犬扱いする事!
擬人化した考えでは犬の問題行動はなおせません!
実際にニコちゃんの飼い主さんの前でティッシュの箱を置き、ティッシュをばらまき家の時と同じ事をしても、初めにニコちゃんが箱の臭いを嗅ぎに来た瞬間に前胸に軽くタッチして自分の物だから近くに寄らない様に箱を主張したらティッシュを銜える事もなく、スペースを取りながら歩いたり臭いを嗅ぎに来ても小さい合図でティッシュから離れる事が出来ていました。
結論を言うと、問題行動をさせているのは飼い主がリーダーの役割をしていない為、犬は精神的に安定できない!
だから安定させる為に自分がリーダーになり動物のやり方で飼い主を躾けるようになる・・・
それが問題行となって出てくる・・・
そうならない為にコツコツと躾をしていきましょうー
ニコちゃんはまだ全然大丈夫!
飼い主さんの考え方、見方が変わればニコも変わるはず!
何だ!このゴミ袋は?
これはただのゴミ袋ではないのだ―
これはレオ君の選別訓練用の作っている移行臭なのです!
移行臭とは?
人間の着ていたTシャツや靴下を臭いの付いていない布(サラシ)をゴミ袋の中に一緒に入れて何も臭いの付いていない布に臭いを移して行きます。
じかに人間の臭いを付ける物よりも臭いが薄く取りずらいので、選別訓練の期間が短いレオには難しい時もあると思うけど、頑張ってほしいです!
選別訓練をしていて久しぶりにワクワクさせてくれる犬なので大事に訓練を進めて行けば、もしかしたらもしかする犬に育つかも知れない・・・
と親ばかな訓練士ですがこの頃、選別訓練が楽しいみたいで、嗅いだ臭いと同じ臭いの物を探して持ってくるとほめてのらえる事が自信に繋がって来ているようで後は訓練士がレオの自信をつけて行きながら、難しい臭いも探して持って来れる様に訓練して行きます。
レオがどこまでのレベルに育つか今から楽しみで仕方ない訓練士でーす。
わーい!!ドックランだー
昨日午前中のトレーニングも無事に終わり、バーニーズのニコと
ラブのユキ&訓練士が目の中に入れても痛くないほど可愛くて仕方がないレオ・・・
飼い主+訓練士でドックランに行ってきました。
レオのトレーニングも兼ねて他の群れが沢山いるところでの振舞い方を見てきました。
基本ドックランは犬達が興奮している所に入って行くので、いつも穏やかさを保てるようにトレーニングしているレオもいきなり興奮した犬達が挨拶に来るため、不安定になり背中の毛を立てて嫌がっていたが、元もと喧嘩をする犬ではないので、気にせず歩いて行くとその場の雰囲気になれいつもの穏やかなレオに戻りました。
自分が把握している犬達と違い、どんな性格の犬達が集まって来ているか分からないところもあり、レオの事は信じているけど基本的に他の犬は信じていない所もある為、自分の緊張感がレオに移り余計な緊張状態を生み出してしまったのが悔やまれるが・・
レオ本人はどの犬達とも上手に挨拶ができ自分よりはるかに小さい犬達にも上手にかかわる事ができていた。
犬が大の苦手だったニコも逃げ回る事も少なくその場の雰囲気にもパニックにならずよかった・・・
ユキは小さい頃からレオやマオ&テインに遊びに来る他のお客さんの犬達と遊び馴れしているのでなんの心配もいらなかった。
広い所に行くと犬は解放感に浸り、呼び戻しが出来なくなるケースが多いのだが、ドックランに行くようになる前に、呼ばれたら来るようにトレーニングしておいて正解だった。
初めは自分が帰りたくない時は無視して遊んでいたユキだが、何回か呼ばれてこない時にこっぴどく叱られる時もあったけど、何処にいても名前を呼べば戻って来るようになっているので、もう大丈夫!
ただし・・・訓練士のお手伝いをしてくれているお父さんの事は馬鹿にしているので家の隣の遊び場所に出ている時・・・
他の犬達は素直に家の中のバリケンに入る為、帰って来るがユキは最後まで遊び倒してなかなか帰ってこないらしい・・・
所長のお気に入り
ナナは盲導犬になれなかったラブの4歳の女の子
股関節が弱い為PR活動や実演に出ていたそうです。
ナナの新しい飼い主さんは父親の知り合いで、訓練士が日本盲導犬協会にいた時からの知り合いで、担当していた犬が盲導犬にならなくて家庭犬としてもらわれた後も、その犬を交配させたくて見習いをしている富山の訓練所まで来て、生まれた子犬達も訓練所で担当していた。
その子犬達も亡くなり、次の犬を我慢していたがやっぱり欲しくなり、相談に来て富山に連絡してみたらナナを見せてくれることになる。
見に行くだけのはずが・・・富山から連絡が入り、気に入ったから持って帰ったの電話・・・
初めて会った人なのに担当訓練士を無視して飛びついて喜んだそうです。
後から聞いた話ですが子犬に頃は亡くなった所長が訓練していたみたいで、何処となく所長の雰囲気か何かが似ていたのか?
ナナにしか分からないものがあったのか子犬の時から飼って居たかのような懐き方・・・
会うべくして会ったんだと思います。
後は家庭犬として幸せに暮らしてほしいです。
2頭目・・・
ゴールデンのリックは8年位前にトレーニングしたお客さんの2頭目の犬です・・・
1頭目が病気で亡くなってしまい今のリックのトレーニングも依頼していただき嬉しい限りです。
1頭目が凄く支配欲が強い犬だったので、見に行って動かして見るまでは心配だったけど、リックの方がいくらか扱いやすいようだ・・・
1頭目も2頭目も育ち方が全く同じ・・・
問題行動もそっくりそのまま同じに育っていた。
雄犬で力も強いので、あまやかして育てれば馬鹿にされる・・・
一度覚えた事をなおすのは時間がかかる・・・
前の犬よりは支配的な所は少ないが、お母さんを小馬鹿にし過ぎている・・・
飼い主自身がリーダーとしてどう犬に向き合えばいいかアドバイスはいくらでもしてあげられるけど自分自身が変わらないかぎり
犬はついて来てくれない・・・
優しくても、きちんと叱る事が出来れば犬は変わってくるけど、本心から変わろうとしない限り、口先だけの叱りは聞かない。
犬は本心を見抜いています。
動物の群れのリーダーは強く叱るときは叱ることで群れを率いています。
犬も同じ! あまりにも近すぎて忘れているけど犬の前に動物だと言う事を忘れない様にすれば何故?きちんと叱らなければならないのかが見えてくるはずです。
動物は動物のやり方で人間を躾けてきます!
唸る 咬む 飛びつく 引っ張る マウンチングなどなど
都合のいい時は何かの代わり・・・
都合が悪くなると犬扱いすることに無いようしっかりトレーニングし行きましょう。
自分の犬を甘やかしたかったら、しっかり運動!ストレスをためない様に犬は犬らしく飼う事!
躾をしっかり入れて犬の精神状態を安定させて、安心できるリーダーになれれば問題行動は絶対に起こさない犬が育ちます!
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